「高値で売るおすすめの方法があれば知りたい」
茶道具は作者や流派が多いため、本当に判断が難しい骨董品です。
したがって茶道具の正確な買取相場は信頼できる業者に依頼しないとわかりません。
この記事ではそんな相場判断が難しい茶道具の、
- 買取価格相場の判断方法
- 高値で買取してもらうポイント
- おすすめの茶道具買取業者
主にこの3つについて解説していきたいと思います。
茶道具の買取相場
茶道具の相場は100円~数百万円と幅がとても広いです。
したがって「茶道具の買取相場はこれ!」と一概に言えません。
それでも参考までに、アバウトな茶道具の買取相場を紹介します。
茶道具の種類 | 価格 |
---|---|
有名作家茶道具 | 100,000円~数百万円 |
無名作家の茶道具 | 100円~20,000円 |
大きく分けるとこんな感じです。
たとえば金重陶陽や角谷一圭など、有名作家物の茶道具であれば青天井で、数十万円〜数百万円の値段がつくこともざらにあります。
そんな中で本物の作家ものの茶道具が出てきたときには、「開運!なんでも鑑定団」みたいに超高値がつくこともあるのです…。
高価買取が期待される茶道具有名作家
これらの作家の本物の茶道具をお持ちであれば、相当な高値に期待ができます。
作家名 | 価格 |
---|---|
金重陶陽 | 300,000円~500,000円 |
角谷一圭 | 200,000円~300,000円 |
高橋道八 | 70,000円~100,000円 |
一保堂 | 200,000円~300,000円 |
例えば、具体的な買取相場をあげるとこんな感じです。
もちろんここに上げた以外にも高値になり得る有名作家は数多くいます。
したがってそれらの知識をしっかりと持った買取業者でなければ適正相場は出せません。
また、贋作も多いので、見極める実力も重要です。
査定も無料なので、相場感を知るだけでの利用もおすすめです。
茶道具を相場通り、高価買取してもらうための超重要ポイント
茶道具を相場通り、もしくは少しでも高く買い取ってもらうための重要なポイントは、
- 茶道具の保存状態
- 茶道具の付属品の有無
- 茶道具関係をまとめて査定してもらう
これらです。
茶道具の保存状態は相場に大きく影響します
茶道具の高価買取のためには保存状態がとても重要です。
- 汚れ
- 傷、割れ、欠け
- 色ハゲ、色褪せ
- シミ
これらがあると茶道具の買取価格は下がってしまいます。
ちなみに今現在ある汚れやシミ、傷などを自身で修復しても逆に価値が下がる可能性があるので、いじらないようにしましょう。
茶道具の状態を良い状態で保存するためには「風通しの良い室内」で保存するのがおすすめ。
極度に湿度が高かったり、逆に乾燥しすぎていると、茶道具の状態を悪くする恐れがあるので注意しましょう。
茶道具の付属品はしっかりと揃えて保管しておく
茶道具を相場通りに買取してもらうためには、付属品の有無はとても重要です。
- 箱(共箱)
- 書付
- 茶器セットの小物
これらの有無をしっかりと確認し、揃えて保管しておきましょう。
箱に関しては、描かれた当時の箱か、または後から製作したものかで価格も変わってきます。
「花押(在判)がある」というのも重要です。
箱を包んでいた布や止めていた紐、箱に入っていた小物などもまとめて鑑定してもらうのも高価買取のコツです。
また、セットものの茶道具はそれらの小物もしっかりと抜け漏れなく揃えておくと高値がつきやすいです。
茶道具関係はまとめて査定!!どんな茶道具でも買取ってくれる可能性あり
茶道具買取業者は、関係するものであればまとめて買取ってくれる可能性があります。
そしてまとめた方が高く値段がつく可能性もあります。
炉縁、風炉、茶壺、食籠、菓子鉢、風炉先屏風、炭斗、帛紗、建水、蓋置、茶入、風炉釜、金瓶、銀瓶、火入、花入(花生・花瓶)、香合、掛軸(茶掛)、水指、茶釜、鉄瓶、棗、茶杓、茶碗など
上記以外のものでも、茶道具に少しでも関係しそうなものは合わせて用意しておくのがおすすめです。
茶道具の買取価格相場を正しく把握するために、複数の専門買取業者に査定してもらおう
茶道具の買取相場を正しく見てもらうには、複数の専門買取業者に査定してもらうのが必須です。
理由は、少しでも高く買い取ってもらうためです。
おすすめの茶道具買取業者をまとめるとこんな感じです。
より詳しくは、「茶道具買取業者おすすめランキング」をぜひ参考にしていただければと思います。
参考記事
茶道具買取業者おすすめランキング
茶道具の相場、高価買取のポイントまとめ
まとめると、
- 茶道具の買取相場は100円~数百万円
- 保存方法、付属品の有無が高価買取のポイント
- 複数の専門買取業者に相見積もりをとってもらうのがおすすめ
こんな感じです。
特に茶道具は扱いが難しく、店舗持ち込みが大変な骨董品です。
したがって、まずは出張査定を行なっている業者に依頼して、査定してもらうのが良いでしょう。
見てもらうだけならタダなので、ぜひ一度活用してみましょう!
参考記事
茶道具買取業者おすすめランキング